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二次医療圏とは? 市区町村との違いとデータを見るときのポイント

二次医療圏は市区町村とは別の医療提供体制の単位です。自治体の数字と医療圏の数字を混ぜずに読むための基本を整理します。

更新日:2026-09-07

市区町村のページを見ていると、病院や診療所の情報と一緒に「二次医療圏」という言葉が出てきます。これは自治体の別名ではありません。医療機関の配置や病床の状況などを、複数の市区町村を含む範囲で見るための公的な地域単位です。

市区町村との違い

市区町村は、住民票や行政サービスなど、住民生活の基本となる自治体の単位です。一方、二次医療圏は、都道府県が医療提供体制を考えるときに使う単位として整理されています。1つの医療圏に複数の市区町村が含まれることがあり、自治体の境界と一致するとは限りません。

医療まちスコープでは、厚生労働省・e-Statの公式対応表を使い、市区町村コードと二次医療圏コードを結び付けています。対応表に基づくため、画面上で近そうに見える地域を推測して配分しているわけではありません。医療圏の集計値は医療圏全体の値であり、そこに含まれる各市区町村の値として読み替えることはできません。

どんなときに見るか

自治体ページでは、その自治体に所在地がある施設を中心に確認できます。医療圏ページでは、同じ医療圏に含まれる自治体、医療圏全体の施設や報告病床数などをまとめて確認できます。自治体の数字だけでは周辺地域との関係が見えにくいとき、見る範囲を一段広げる入口になります。

ただし、二次医療圏に掲載された施設が、すべての住民に同じ条件で利用できることを示すものではありません。受診先の選択、診療科、予約、搬送、交通手段などは、個別の状況や施設の案内によって異なります。医療圏の値から、医療の質、受診しやすさ、必要な医療が足りているかを決めることはできません。

数字を読む順番

まず、ページの地理単位を確認します。「市区町村」なのか「二次医療圏」なのかを分け、次に対象時点と指標の単位を見ます。施設数なら所在地ベースの件数、病床数なら報告された病床数として読む必要があります。異なる地域単位や年度の値を、同じ条件の比較として扱わないことが大切です。

医療まちスコープでは、自治体から二次医療圏へ移動できるようにしています。自治体の事実と医療圏全体の参考値を行き来しながら、どの範囲の数字なのかを確かめてください。

出典

対応表の基準時点や施設データの対象時点は、各ページの出典表示で確認できます。

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